子猫のブログ

子猫の日々、興味を持ったこと

運命のボタンと似た話「あいつが死んだら」(ローレンス・ブロック)

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 おかしなことを聞くね(ローレンス・ブロック)短編集

 

ご紹介したいのは少し古い本ですがローレンス・ブロックの「おかしなことを聞くね」という短編集です。

昔1度読んだことがある本ですが久しぶりに読みたくなって題名を思い出すのに苦労しました。ネットでそれらしいキーワードを検索したのですが行き当たらずやっとのことでたどり着けました。

図書館で借りてきました。

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おかしなことを聞くね ローレンス・ブロック傑作集1 ローレンス・ブロック傑作選

おかしなことを聞くね ローレンス・ブロック傑作集1 ローレンス・ブロック傑作選

 

もう一度読んでみたい「あいつが死んだら」

 この中の「あいつが死んだら(When This Man Dies)」という話をふと思い出してもう一度読みたくてネットで検索したのですが著者も題名も分からず…。次からは私、子猫が検索しやすくするために記事を書こうと思いたちました。

それで、今回の記事は私、子猫の備忘録です。

運命のボタン

運命のボタンという映画をご存知でしょうか?

2009年の映画でキャメロン・ディアスが出ています。

 

運命のボタン [DVD]

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この映画のストーリーとちょっと似た話です。

運命のボタン あらすじ

「運命のボタン」のストーリーを簡単にお話しします。ある夫婦の家に赤いボタン(何かのスイッチ?)が入った箱が届きます。

「もし、そのボタンを押せば世界のどこかであなたの知らない誰かが死ぬが100万ドルもらえる」と説明されます。

でも24時間以内に押さなかったら取引は無効です。誰かにこのことを話してもだめ。

夫婦は押すか押さないかすごく葛藤します。結局、押すんですけどね。

前半はわりと面白かったのですが後半がめちゃくちゃな終わり方だと感じました。まるで短編小説を無理やり映画にしたみたいな。

運命のボタンの原作

原作は「死を招くボタン・ゲーム」(リチャード・マシスン)でやはり短編小説でした。1970年6月の作品です。

私が探していた「あいつが死んだら」の方は1976年12月に出された作品です。パクったのかな?と思いましたが「誰かが死んだらお金がもらえる」ということ以外、似てはいませんでした。

あいつが死んだら(ローレンス・ブロック) あらすじ

「あいつが死んだら」のあらすじをご紹介します。ネタバレです。

ある男の元に封筒が届きます。知らない人の名前と「この男が死んだらあなたは500ドル受け取ります」という言葉が書いてありました。

その手紙のこと悪戯だろうと思って忘れていたら「ありがとう」というメッセージと500ドルの入った封筒が届きます。

もしや?と思い新聞を買って死亡記事を見ると本当にその人が死んでいたことが分かりました。数ヶ月入院した末に亡くなった67歳の男性でした。

次に「○○が死んだらあなたは750ドル受け取ります。」という手紙が届きます。今度はこの「○○」という男性がどんな人か知りたくなり、調べます。

毎日、新聞の死亡記事を見てその男性が早く死んでくれないかなーと思い始めます。5日目にその男性の死亡記事を見つけます。かなり高齢の天寿を全うした感じの男性でした。

そしてありがとう、というメッセージと750ドルが届きます。

しばらくしてまた「○○が死んだらあなたは1000ドル受け取ります。」という手紙が届きます。徐々に金額が上がっていくんです。

お金に困っていて、早く1000ドル受け取りたいのに今回はなかなか死なない。どんな男性か調べてみると彼は入院してはいるものの順調に回復しているらしいのです。何週間待っても彼は死んでくれません。とうとう退院してしまいました。がっかりです。

ところがある朝、新聞を見るとその男性の家に何者かが押し入り刺されて死んだと。そして「ありがとう」と1000ドルの入った封筒が届きます。

男はまるで自分が殺したみたいな気がして気分が悪くなります。

次に届いたのは「○○が死んだらあなたは1500ドル受け取ります」というメッセージ。

すごくお金に困っていた男はとうとうその人を殺してしまいます。

2日後、「ありがとう」と1500ドルの入った封筒が届き、「新しい仕事は気に入りましたか?」というメッセージが付け加えられていた、という話です。

 

ほかにもこの短編集の中に昔読んだ時は恐くて恐くて読み続けられないほど震え上がった話もあったのですが久しぶりに読んでみると何がそんなに恐かったのか?と思うような話でした。

一度読んで内容が分かっているからでしょうか?年を取ったのかな?

 

手軽な楽しみ、気分転換としてちょっとした時間で読める短編小説、読んでみられるのはいかがでしょうか?

最後までお読みいただきありがとうございました。